L' Annulaire

2年前の秋、渋谷ユーロスペースにて恍惚に包まれた。
小説を読みながらイメージしていたものと全く同じだった、その息をのむような絶妙な空間の操り方に、完全に引き込まれる。
心ひかれた映画は、小川洋子さん原作の「薬指の標本」をフランスのディアーヌ・ベルトランが映画にした作品。
2年前の秋と言えば、大好きなシンガーさんの影響で、小川洋子さんの作品を読みあさった時期。そんな時に公開された映画だったので、公開後すぐに観に行ったことを覚えている。
普段は映画館に行くことが多いので、なかなかDVDを買って観ることは少ないのだけど、今回に関しては映画の中でのポイントとなる、”靴”も、先に述べた”空間の操り方”もイメージぴったりだったので迷わずDVDを購入。
あー、こんな素敵な靴があれば、私もきっと彼に引き込まれてしまうだろうなあ。
「博士の愛した数式」で小川洋子さんを知った方には、是非「薬指の標本」も読んでもらいたいな。
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